毎年決まった時期に、健康診断を受けています
……受けています、というか、普通に会社の決まりで受けさせられています(笑)
まあ、なんというか、ダイエットは順調に成功しておりますので、毎回毎回の健康診断で体重・体脂肪率・腹囲は減っています、やったー!
しかしダイエットを始めてから気付いたのですが、病院の先生ってのは少しでも体重が減ると「どうしました?」って聞いてくるもんなんですね
病院とは縁遠い健康体なので、先生にそこまで突っ込まれるんかと驚きの連続です
……んで
本題に入りまひょ
わたくし、今回の健康診断で大恥をかきました
聞いて下さい、『イケメン先生に舞い上がってアホなことを口走る、の巻』
途中までは順調だった健康診断
まあ、ちょっと語らせてくださいよ、そこに行き着くまでの過程を
体重が減るって言ったって、私元々158センチで57.6キロあったんですよ
体脂肪率なんて31%ですよ、やばーい
それが3年前の健康診断の結果で、今見返しても乾いた笑いしか出ないんですが、それは置いといて
今回の健康診断では、体重45.9キロの体脂肪率21%になっていました
確かに文字だけで見れば体重は12キロほど減ってるし、体脂肪率なんか10%も減ってる
他の人がこんなこと言ってたら、「あら〜、随分と細くなって〜」と言ってしまいそうなところ
でも正直、当事者の自分からしてみれば、体重ほど見た目が痩せて見える自覚がないのです
周りの優しい人達は、本当に褒めてくれるし、「痩せたね!」「どうやったの?」「薄くなって羨ましい!」といってくれるけど、
別にガリガリになったわけじゃないし、何より下半身デブなので太ももの肉が落ちない!!!
思い描いていた体重46キロの体とは程遠いのです……!
だからか、そんなに痩せた自覚がなく……
ちなみに胸はごっそり持っていかれました、−10%の体脂肪率は多分全部胸、悲しすぎて吐きそう(泣)
それでもやっぱり、医療従事者はそこまで順調に体重、体脂肪率を減らしていく私を見て、心配してくださるんですよね
健康診断を受けているセンターが結構大きくて設備の整っているところなので、先生がいっぱいいて、検査項目ごとに個室が設けられていて、専門の先生が対応してくれるんです
だからね、もちろん私の検査結果など、病院側には筒抜け(言い方悪いな、『きちんと共有されている』?)なので、
検査を受ける度にそれぞれの先生から、
「あらま、体重前回から減ってますねえ」
とか、
「なあに、随分痩せたねえ。病気したんじゃないよね?」
とか聞かれるわけですよ
それに私も毎回律儀に、
「いえいえ、違うんですよ、ちょっとダイエットに成功しまして〜」
と答えるわけなんです
……が、問題は問診で発生した
問診の先生がイケメンすぎて頭が真っ白になる
タイトル通り、問診の先生がイケメンだったのです
マスクしてるからそう見えたのかもしれないけど、私好みの二重でパッチリおめめのイケメンだったのですよ!
いや〜、テンション上がりますよ
自分の口角の上がり具合に、マジでマスクしてて良かったと思いましたよ
んで、そのイケメン先生も言うわけですよ
「おっ?前回から体重減ってますね」
ここまでは良かった
私にも「ダイエット成功しまして〜」と答える用意も余裕もあった
しかし。
イケメン先生、そこで悲しげに眉根を下げて、首を傾げて私を見つめるんですわ
「ご飯、食べれない……?」
って。
いーーー!やーーー!!!
やめて!
イケメンが!
そんな!!
悲しげな憂いを帯びた表情で!!!
いかにも『ボクはあなたが心配なんです』みたいな!!!!
顔を!!!!!
しないで!!!!!!
しかもここでタメ口を使ってくるな!!!
お前分かってるだろ!!
自分の!!
マスクを付けた時のイケメン力を!!!!
はい、テンパりました
私は見事に頭が真っ白になりました
このイケメンにそんな悲しげな表情をさせてしまったことに僅かな焦燥と壮大な興奮を覚えておりました、馬鹿です、私は大馬鹿者です
ここまでヘラヘラと「ダイエットに成功してぇ〜」と答えていた私はもうどこにもおりません
混乱した私は言い放ちます
「ごはん、おいしいです!!」
はい、バカ。
食いしん坊バンザイ。
なにをワンパク小学生みたいなこと口走っとるんじゃ
そら先生も笑いますわ
「美味しいならよかったでーす^^」
私も先生が笑ってくれてよかったでーす^^
とんでもねえ恥かいたわ