回避性人格障害は人生詰むよねっていう話

日常
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正直、回避性人格障害は人生ベリーハードモードだと思う
何を隠そう恐らく私がそうだから、より実感があるのです
医者に診断されたわけじゃない素人の自己判断だけど、回避性人格障害の特色にぐうの音も出ないほど当てはまってるから多分そう

今日はそんな、回避性人格障害のお話

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回避性人格障害とは

回避性人格障害・回避性パーソナリティ障害・AVPD
名称は色々あるけれど、一言で言えば『他者からの批判・拒絶・屈辱、嘲笑や失敗を恐れるあまり、交流を過度に避けようとしてしまう』特徴をもつ人

そりゃ誰だって批判や嘲笑、失敗は嫌だろうと思うよ
でもね、私に限って言えば、それに対する拒絶反応がハンパじゃない
冗談抜きで、誇張なしで、一日中その失敗についてあることないことグルグル考えてしまう
なにか解決法を探して考えるわけじゃない
ただ、思考の堂々巡り
同じことを取り留めもなく考えて、ずっと同じ場所に留まってるだけ
生産性のない、いわば思考の自傷行為みたいなもんです

そうなるのが嫌で、怖くて、耐えられなくて、
『他人と交流して傷つくくらいなら、一人でいたほうがいい』
と人との接触を過度に避けようとしてしまいます
人と関わらなければ、私を傷つける人は誰もいない

これがどこかでボーダーラインを超えると、鬱を発症したり、引きこもりに発展したりするんでしょうね

いわゆる『普通の人』たちには、傷つかないために人との交流を避けようとしているなんて、甘えているように見えるかもしれない
誰もが抱える責任やリスクから逃れて、楽に生きようとしているように見えるかもしれない
そもそも、自覚してるなら治せばいいじゃん、と感じるかもしれない

多少なりとも誰しも持ってそうな特徴でも、それが日常生活や人生に支障をきたすレベルだから『障害』という名がついているんじゃろうな

無論、『治せねんだからしょうがねえだろ、配慮してくれ』なんて開き直るつもりは毛頭ない
ただ、こんな社会不適合者でも、存在することだけは許してほしい
できるだけ迷惑をかけないよう、自分の世話は自分でするから、『ほーん、そんなヤツもおんのか』と横目でスルーしておいてほしい
『普通の人』が生きる世界の、その隅っちょでいいから、少しだけ場所を与えてくれたらありがたいだけなんです

自分が一番こんな自分が嫌いで、こんな自分が許せなくて、こんな自分を責めているけれど、『交流を避けたい』と思うのはそれだけ抗いがたい衝動なのです

生きづらいね
でも頑張って生きていくよ


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人生詰みポイント1:結婚

回避性人格障害は、人生に詰みポイントが多いと思う
その最たるものが、結婚

正直、私に結婚は絶望的だと思う
もちろん理解あるパートナーを得て結婚をしている回避性人格障害を持つ方もいらっしゃるでしょう
でも私には無理

まず、人を好きになるという初回のハードルをクリアできねえ
好きになるまで交流を続けられない
LINEなんかも大の苦手で、一行の返事をするのに平気で1時間2時間かかる
『この表現、間違ってないかな』『この言い回し、相手を傷つけないかな』『早く返信すると相手にプレッシャーになるかな』
そんなことを取り留めもなく考えて、終いにはLINE続けるのが面倒になる
もし気負いせずLINEを続けられ、奇跡的に相手を好きになれたとしても、次に私を待っているのは蛙化現象
私の場合、相手からの好意を感じ取ると、蛙化現象を発症させてしまうのです

蛙化現象とは

好きな相手が自分に振り向いてくれた瞬間、好意が嫌悪に変わる現象
童話『カエルの王子様』の逆バージョンということでこの名がつけられました
根本にあるのは、「こんな私のことを好きになるなんておかしい」という自分評価の低さや、恋愛へ憧れを抱くゆえの『恋愛の生々しさ』への嫌悪等だと考えられています

あまりにも身勝手でクズすぎる

たとえ蛙化現象を乗り越え、その人と結ばれたとして、そこで終わりじゃない
結婚は家同士の繋がり
その人だけに好かれていればいいわけじゃない、その人のご家族にも嫌われない努力をしなくてはいけない

そこをクリアしたとて、またそこで終わりじゃない
子どもができればママ友付き合い、家(特に戸建て)を買えばご近所付き合いの必要がある
ここで回避性人格障害を発動させ、煩わしさから逃げてすべてを蔑ろにすれば、それは自分だけの問題ではなくなる

きっとこれらはたくさんの人が悩みながら、それでも努力して乗り越えている問題だと思います
でも、私にはそれが耐えられない
乗り越えられない
逃げ出したくなってしまう
最悪の場合、逃れられないことに絶望し、自分をどうにかしてしまうかもしれない

だから、私に結婚は絶対にできない


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人生詰みポイント2:葬式

見栄の問題と言われたらそれまでだけど、このままいくと、私の葬式に参列してくれる人がいない問題が発生する

もしかしたら職場の人や近所の方、今は交流のない小学校時代の知り合いなんかは来てくれるかもしれないけれど、私の死を心から悼んでくれる存在は親友と呼べる一人しかいない

もし親不孝にも両親より早くに他界することがあれば、親は娘の葬式に参列してくれる人が少なすぎるというオーバーキルを受けることになる
なんつー死体蹴り

これ、結構冗談抜きで今真剣に悩んでる問題です
うかつに事故とかに遭って死ねねえぞ
というか事故に遭って入院しても、見舞いに来てくれる人も存在しねえ

うわあ、書いてて胸が苦しくなってきた……
本当に人生詰んでるじゃん……


一人で生きてゆくよ

書き始めた時より明らかにテンション下がってて自分でもワロけるんですが、マジで人生詰んでることがお分かりいただけたと思います

でも、『自分の心を守ること』と『他者との深い交流』を天秤にかけ、自分が傷つかないより楽な道を選んだのは他ならない自分です
あちらを立てればこちらが立たず
両立は不可能
もうどうしようもありません
葬式問題はまたゆくゆくしっかり考えます
それか絶対に何があっても両親より長生きせにゃいかん

はぁ……マジでちょっと泣けてきたので今日はこのへんで……
またね


この記事を書いた人

ひいらぎ
ひきこもりポケモン
たかさ 158cm
おもさ 46kg
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ねんしゅう300まんえんの せっきゃくぎょう。
にんげんぎらいで SNSぎらいの しゃかいふてきごうしゃ。
つねに もうそうをして いきているぞ。

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一般人に擬態して生きています
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